DS7クロスバック試乗 サイズ、価格、装備を評価 500万円で買えるフラッグシップ
公開 : 2018.08.07 11:10 更新 : 2022.04.23 12:05
どんな感じ?
ソフトタッチな乗り味
今回は千葉県・木更津で開かれたメディア向け試乗会における一般道のみの短時間試乗にかぎられた。あくまでチョイ乗りでの第一印象にとどまることをお断りしておく。
その乗り味はひとことで、重厚でソフトタッチ。大径20インチタイヤを履くグランシックでもスポーツ指向の俊敏系ではない。ステアリングも比較的スローな設定でもあり、あくまで穏やかな動きに終始する。
DS7の土台となっているEMP2プラットフォームは、日本ではプジョーの308や3008、5008でお馴染みのあれである。
ただ、EMP2は非常に柔軟性に富む設計であり、前記のプジョー各車のリア・サスペンションがトーションビーム式なのに対して、DS7のそれは新型プジョー508(日本未導入)と同じ独立式のマルチリンクとなる。CセグメントSUVとしては高級感のあるDS7の乗り心地には、このマルチリンク効果もありそうだ。