リスター・サンダー 市販仕様の名称「LFT-666」に ジャガーFタイプがベース
公開 : 2018.08.06 12:10 更新 : 2019.03.15 14:11
ジャガーのチューニングの代名詞に
ローレンス・ウィッテカーCEOいわく、LFT-666はリスターから発表されるジャガーのモデルの最初の1台となる。LFT-666のほかにも、リスターのバッジやバンパー、ホイールなど外装パーツのみをモディファイしたモデルも発表する。パワー等はオリジナルのままで、パッケージの価格は9750ポンド(142万円)となる。
名前を変更することについて、ウィッテカーは次のように語った。「メルセデスに対するブラバスやAMG、BMWに対するアルピナのように、われわれはもう一度ジャガーのチューニングカーの代名詞となりたいのです。つまり、カスタマーの皆様に、素晴らしいジャガーモデルのパフォーマンスやデザインを、大幅に強化した形で提供したいのです」
「われわれリスターはジャガー・ランドローバーと直接的に提携しているわけではありませんが、65年にわたってジャガーをチューニングしてきた歴史があります。新型リスター・サンダーはリスター史上最速最強のモデルであり、われわれはこのクルマを誇りに思っています。ですが、これは始まりにすぎないのです」
2014年4月には「ノブリー」レーシングカーと関連したクルマを製造し、LFT-666はますます活発になっているリスターの活動とつながりを見せている。これは「工場での承認も受けている完全新車で、FIA/HTPのアペンディックスKヒストリックレーシングのエントリー資格に適合している。