「コネクテッドカー」の今 5年間でどう変わった? BMWを例に今後を予想

2018.08.06

BMWコネクテッドドライブの変更点

そんなBMWコネクテッドドライブがこのほど刷新されて、さらに新しいスマホアプリが日本市場に導入された。

詳細について、BMWは8月3日、東京お台場のBMWグループ東京ベイでメディア向けの説明会を開いた。

発表資料によると、これまで「BMW Connected」「BMW Remote」など4つに分かれていたアプリの機能を一元化し、新しいサービスを車載器と連携して行えるようになった。

ここでは新設されたサービスをいくつかご紹介する。

例えば、「Send To Car(センド・トゥ・カー)」は、パソコンやスマホで検索したカーナビの目的地のデータを車載器に送信するサービスだ。そのうえで、カーナビ機能ではスマホアプリでの目的地検索で、最新の道路状況を踏まえた到着予想時刻が可能となった。

その他にカーナビ関連では、リモート車両リサーチ機能を改良した。空港やショッピングモールなど広い駐車場での自車位置を確認するため、スマホから徒歩でのルートを表示できるようになった。

また、メンテナンスサービスについても、法定点検の時期を知らせるサービス・リマインダーとディーラーへのサービス入庫の予約機能が一元化されて、スマホによる使い勝手が向上した。

さらに注目されるサービスが、リモート3Dビューだ。車載カメラの映像をスマホで確認できる。記者会見の後、同サービスの実演を見たが、スマホの操作ボタンを押して約30秒後には会場内の模様がスマホ上に映し出された。BMWによると、プライバシーに対する考慮からリモート3Dビューは2時間で3回の利用に限定している。

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