ジャガー・ランドローバー 99車種投入で全モデル刷新へ 2024年まで
公開 : 2018.08.07 16:10 更新 : 2018.08.07 16:48
MLA初採用はディフェンダーに
例えば、現在開発中のポルシェ・タイカンは専用プラットフォームを使用している。これはフォルクスワーゲン・グループがマルチフューエル・プラットフォームを持っていないことが理由だ。JLRもIペース向けに専用のEVアーキテクチャを開発したが、今後はすべてMLAで対応可能となる。
MLAを採用する最初のモデルは、お待ちかねの新型ディフェンダーとなる。新プラットフォーム採用のため、現行型のモデルサイクルが延長されている。
新型ディフェンダーはJLRが新たに開設したスロバキア工場で、2020年からディスカバリー5とともに生産が開始される。このクルマは現行のアルミニウム製プラットフォームを使用して今年生産が開始される。
ディスカバリーの生産拠点が2020年に移動した後、ソリフルでの空いたスペースで新型ジャガーJペースが生産されるだろう。これはMLAプラットフォームを使用したスーパーラグジュアリーSUVだ。さらに、新型XJもMLAの電動バージョンを使用すると考えられている。