フィアット・プント 生産終了 後継モデルはなしか
公開 : 2018.08.08 12:40 更新 : 2018.08.08 12:42
フィアットは、小型ハッチバック「プント」の生産を終了すると発表しました。3代目となる現行型は2005年から13年間にわたって生産されてきましたが、安全性の低さが露呈していました。FCAは高級車に注力するため、次期型は開発されていません。
13年間の生産に幕 後継車なし
フィアット・プントは13年間にわたったその生産、販売を終了した。
後継車の存在は確認されていない。しかし、これによって空いた生産力はマセラティの2番目のSUVにあてられるようだ。フィアット・クライスラー・オートモビルズは高級ブランドに注力している。
今年のユーロNCAPのクラッシュテストにおいて、史上初めての0星という評価を受けてしまったのだ。
このプントは初代から数えて3台目となる。2005年にグランデ・プントとして発売され、2009年にフェイスリフトにともないプント・エボに、そして2012年にプントへと名称が変更されている。
故セルジオ・マルキオンネ前CEOは2008年の時点で、次期型を開発すべきでないという決断を下していた。今後は、500のセールスを中心とし、500eや500ジャルディニエラなどを展開していく予定だ。
パンダも同様に交代が予定されているが、ティーポと124スパイダーは今後も生産が続けられる。