VW オーストラリアでディーゼル車を大幅減 脱ディーゼル、各社で進む
公開 : 2018.08.09 11:10
他メーカーも脱ディーゼルの動き
以前、パサートからディーゼルモデルが廃止された一方で、ジェッタの右ハンドル仕様が廃止され、ディーゼルエンジンを搭載していたCCに代わって、ガソリンモデルのみの提供となるアルテオンが導入されている。
上記の決定から、商用車を除けば、オーストラリアで正規購入できるフォルクスワーゲンのディーゼルモデルは、SUVモデルのティグアン・オールスペースや新型トゥアレグに限られる。
「モータリング」誌によれば、近年ディーゼルモデル販売の減少傾向は加速しており、2017年の新車販売に占めるディーゼルエンジン車の割合は22.2%となっている。
この件について、英国フォルクスワーゲンからはこれ以上のコメントは得られなかった。
世界のほかの地域では、フォルクスワーゲンはモデルを問わずディーゼルエンジンの販売を継続している一方で、多くの自動車会社はディーゼルからの撤退を続けている。
例えばボルボは今年初めにV60を発表したが、これはディーゼルエンジンを搭載する同社最後のモデルとなる。新型S60は2019年初頭に発売を開始する予定だが、これはポストディーゼル時代を迎えたボルボにとって初めてのモデルになる。