アウディeトロン・ビジョン・グランツーリスモ、ゲームから実車に 篠田麻里子も登場
2018.08.09
ゲーム、グランツーリスモにコンセプトとして登場した「アウディeトロン・ビジョン・グランツーリスモ」の実車が披露されました。会場にはプロデューサーの山内一典や、元AKB48の篠田麻里子が登場。ゲーム開発の裏話や写真をお楽しみいただけます。
もくじ
ー アウディの本気と遊び心
ー 富士スピードウェイでジャパン・プレミア
ー ゲームの聖地秋葉原でもお披露目
ー 篠田麻里子さんも登場
アウディの本気と遊び心
ドライビング・ゲームソフトの頂点に君臨し、美しい映像とリアルドライビングを追求して世界中で絶大な人気を誇るのがグランツーリスモだ。登場以来20周年を迎えた2018年5月には全世界累計実売8040万本を記録する怪物といえる存在である。
その「グランツーリスモ」の15周年を記念するプロジェクトとして始まった「ビジョン・グランツーリスモ」。20社以上の自動車メーカーとコラボレーションして、各社が考えるコンセプトカーを「グランツーリスモ」内に登場させるというもの。
アウディもこのプロジェクトに参加しHVとEVの2タイプの「eトロン・ビジョン・グランツーリスモ」をリリースする。
当初はゲーム内のバーチャルなマシンだったのだが、アウディのチャレンジングな姿勢と遊び心から、ワンオフでリアルの「eトロン・ビジョン・グランツーリスモ」を創り上げたのである。
815psを発揮する3基の電動モーターという新たなパワートレインを用いることで、4WDシステム「クワトロ」の可能性を追求しより進化させたのが特徴だ。
アウディAGドライビング・エクスペリエンス/モータースポーツ・マーケティング統括のクラウス・デメルは、「ゲーム用に美しいクルマができたので、これで実車を作ってしまおうと思ったことが始まりです」とコメント
またグランツーリスモシリーズをプロデュースする山内一典から「実車化する際にクルマのデザインを変えないでほしいと言われ、いつもとは逆のパッケージング開発に苦労しました」と製作の裏話を披露。
大メーカーでここまで真剣に取り組む例が少ないだけに、アウディの真面目なクルマ作りの姿勢が理解できる。