3ドア車、廃止続々 VW筆頭に各社同様のトレンド 需要低下が原因
公開 : 2018.08.10 18:10
3ドア車が続々と廃止されています。フォルクスワーゲンを筆頭に、各社が同様の動きをとります。理由は需要の低下。これに尽きます。フォルクスワーゲンではビートルやポロ、シロッコ、アップが、アウディではA3が該当します。
もくじ
ー 3ドアの需要低下 VWグループ、廃止進める
ー 残るは3モデルのみ 他社でも同様の動き
3ドアの需要低下 VWグループ、廃止進める
セアト・レオンSCは同社のラインナップから姿を消した。フォルクスワーゲン・グループは3ドアモデルについて整理を続けている。
近年3ドアモデルの販売は減少を続けており、自動車メーカー各社のラインナップから姿を消しつつある。セアトはAUTOCARに対し、需要の低下から、3ドアのレオンは廃止が決定したと語った。
数カ月前には、シティカーであるMiiの3ドアバージョンも廃止された。この理由についてもセアトは、5ドアハッチバックの需要の方が高いからだという。
AUTOCAR英国編集部はセアト広報部に対し、販売されたレオンや「ミー」のボディタイブの内訳を問い合わせている。
残るは3モデルのみ 他社でも同様の動き
ここ2年にわたって、フォルクスワーゲン・グループは次々と3ドアモデルの生産終了を発表したり、実際に終了している。
具体的に言うと、フォルクスワーゲンではビートルやポロ、シロッコ、アップが、アウディではA3が該当する。残る3ドアモデルはわずか3車種のみだ。
しかもこの3車種に関しても、いずれ姿を消すことになっている。次世代のアウディA1とフォルクスワーゲン・ゴルフは5ドアのみとなる予定で、スコダ・シティゴも生産終了が近づいているからだ。
他にも、3ドアモデルを廃止するメーカーは多い。
例えば、レンジローバー・イヴォーク3ドアやヴォグゾールGTCは生産を終了し、軽快な3ドアハッチバックだったキア・プロシードは、5ドアのシューティングブレーク・スタイルにリニューアルされている。
ただし、セアトは過去最高の業績に達している。詳細は「セアト、過去最高の業績に 若きCEOの1日に密着 見据える未来とは」を参照されたい。