番外編：セナに乗るセナ

アイルトンの甥であり、彼自身もF1とフォーミュラE、そしてスポーツカーレースのドライバーだったブルーノ・セナは、現在マクラーレンの一員でもある。多少は車両開発にも関わったが、彼の主な役目はオーナーに対するドライビングレッスンであり、P1 GTRとセナの購入者に対して、サーキット向けのトレーニングを担当する。

これこそ、気取らず、世話好きな彼にピッタリの仕事だろう。セナがセナに乗る？　「非常に狂暴なクルマです。これまで乗ったなかで最速のロードカーです」と彼はいう。「高速コーナーにアタックする時にはダウンフォースを信じるしかありません。でも、低速でもこのクルマは非常に機敏です」

ブルーノがドローンでの撮影を行ったあと、さらに会話は盛り上がった。まさか、レーシングドライバーから、ドライビングセンスが無いと言われてしまうとは……。

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