ビートル大変身 ビーチバギーに試乗 ジェームズ・メイ所有

公開 : 2018.08.25 10:10

超軽量ボディ 軽快かつダイレクトな走り

フロントに目を移せば、ディスクブレーキこそオリジナルのビートルのままだが、5穴ホイールが使えるようスタッドボルトのアダプターがついている。クルマにふさわしいずんぐりしたタイヤのサイズは、フロントが215/60R15でリアは275/50R15だ。

エンジンはボアアップされ排気量は1776ccとなった。大径バルブとデュアルポート付きのシリンダーヘッドに換装され、それぞれのヘッドにはウェバーの40 IDFデュアルキャブレターをおごる。マフラーもスーパートラップだ。

クランクシャフトはフォルクスワーゲン標準のままだが、カムシャフトはエングルの110、ピストンはマーレだ。仕上げに軽量化とバランス取りもなされる。シャシーダイナモ計測はされていないが、出力はおそらく100psくらいと思われる。

車重も発表されていないが、650kgもなさそうだ。試しに押してみたらとても軽かったし、それは運転しても同じだった。もちろんロータス・エリーゼのようなハンドリングだとはいわないが、フットワークはすばらしく軽いし、ステアリングも軽くダイレクトだ。

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