ボルボ、R-デザイン3台を発表
公開 : 2013.03.28 14:00 更新 : 2017.06.01 01:50
ボルボはニューヨーク・モーターショーでS60、V60、XC60のR-デザインを発表した。
メーカーでは「スポーティな外観とダイナミックでドライビング・フォーカスしたシャシーとの融合」であると主張しているモデルだ。この3台のR-デザインは、マットブラックのフロント・グリルとシルキー・メタルのエンブレムを持つ。また、LEDデイタイム・ランニング・ランプが標準で装備される。また、リアのディフューザーと、スタンダード・モデルとは異なるエグゾーストが装備される。
インテリアは、一部に本革が使用されるスポーツ・シートと、ブラックのヘッドライナーが特徴だ。また、シートはオプションで本革製を選択することもできる。更に、エレガンス、エコ、パフォーマンスの3つのモードを持つ”アダプティブ・デジタル・ディスプレイ”も装備される。
エンジンは、114bhpの1.6ℓD2ディーゼルから、300bhpのターボチャージャー付き直列6気筒T6ガソリンまでがラインナップされる。更に、T6エンジンは、ポールスター・ソフトウェア・アップグレードで325bhpまでにパワー・アップすることも可能。また、T6モデルはより速いシフトを持つトランスミッションも選択可能である。S60 T6のパフォーマンスは、0-100km/h加速が5.9秒となる。
S60とV60のR-デザイン・シャシーは、オプションのダイナミック・シャシーよりも更に車高が15mm低くなり、スプリングのレートは15%上げられている。また、ボディ・コントロールと反応時間を改善するために、リアのモノチューブ・ダンパーは改善され、ブッシュが固められ、構造も見直されている。
一方、XC60R-デザインは、標準的なモデルよりも固いスプリングと、アンチロールバーを持つ。
この新しいS60、V60、XC60のR-デザインは英国でも販売される予定だが、ボルボでは30%のユーザーがこのR-デザインを選ぶだろうと読んでいる。
ボルボのマーケティング担当上級副社長のダグ・スペックは「この新しいR-デザインは、洗練された情熱的なパフォーマンスを求める層に最適な1台だ」とコメントしている。
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