テスラ コンパクトハッチバックを投入へ VW IDがライバル
公開 : 2018.08.14 11:40
テスラは、2022年ごろをめどにフォルクスワーゲンIDのライバルとなる小型ハッチバックを投入するようです。現在のバッテリー製造コストの優位性をキープすることができれば、テスラ史上もっとも安価なEVとして高い競争力を持つクルマになるでしょう。
もくじ
ー 5年以内にコンパクトハッチバックを
ー バッテリーのコストダウンで優位性保つ
ー 中国での生産 フレックス回路も鍵
ー テスラのラインナップ拡大計画
5年以内にコンパクトハッチバックを
テスラのイーロン・マスクCEOは、コンパクトEVを「5年以内に」発売すると発表した。
同社は現在モデル3の生産問題を解消しきれていない。しかし、フォルクスワーゲンIDのライバルとなるこのクルマは、テスラが真のグローバルなメーカーとなるためのカギになるだろう。
このコンパクト・テスラは、新しい上海工場でモデルYとともに生産されると見られている。この新工場は年産50万台程度のキャパシティを持つとされる。
フォルクスワーゲンのIDは2020年に出荷が開始されるのに対し、テスラはコンパクトEVの市場にやや遅れて参入することになる。ただし、バッテリーを自社開発することによる低コストは大きなアドバンテージだ。