キア・ソウル
公開 : 2013.03.28 11:47 更新 : 2021.03.05 21:37
キアは新しいソウルをニューヨーク・モーターショーでデビューさせた。
この新しいソウルは、従来のソウルよりも長いシャシーをベースにしたモデルで、ボディ剛性は28%上がっている。また、NVHを減らし、パッセンジャー・スペースとブート・スペース共に大幅に拡大しているという。また、サスペンションも大幅に見なおされている。
スタイルは、コンセプト・モデル、トラックスターの影響を大きく受けている。カルフォルニアをベースとしたデザイン・チームは、現行のソウルからいくつかのデザインキューを引き継いでいるものの、台形のグリルやファクランプまわりの処理はトラックスターから移植されたものだ。
「ソウルはキアのデザインのポテンシャルを示す最初のクルマだ。」とデザイン・センターのボス、トム・カーンズは語っている。
新しいソウルは、前後シートのレッグ・スペースが拡大され、ショルダー・ルームも大きくなり、乗り降りも楽になったという。また、防音材を見なおした結果、騒音は3db低くなった。
現行ソウルに使用されていた固いプラスティックは見直され、柔らかいタッチをもつ素材が使用された。また、レザー・トリムもオプションで用意されるようになった。
アメリカ仕様は、ベース・ソウル、ソウル・プラス、ソウル・エクスクレームの3つのトリムが用意される。
キアは新しいソウルがシャシー面で大きく改良されたという。フロントのサブフレームは、現行モデルでは何もないが、新しいソウルでは4つのブッシュが使われうようになった。また、リアのトーションバーに取り付けられるショック・アブソーバーは、より大きいサスペンション・トラベルを持つようにマウントが変更されている。
エンジンは北米市場用には、130bhp、16.3kg-mの1.6ℓと、164bhp、20.9kg-mの2.0ℓが搭載される。英国では2014年前半から発売が開始されるが、1.6ℓガソリンと1.6ℓディーゼルが提供される予定だ。
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