メルセデス-AMG GT フェイスリフト版のテストを目撃 LA発表か

公開 : 2018.08.15 15:40  更新 : 2018.11.26 12:03

全グレード30ps程度のパワーアップ

アピアランス的な変更点はそれほど大きくない。しかし、メルセデス-AMGの情報筋によれば、メカニカル面でもアップグレードを受け、V8ツインターボエンジンがややパワーアップするようだ。

現行最下位グレードのGTでは、その4.0ℓユニットは476psを発揮するが、最上位のGT Rでは585psだ。このことから、全グレードにわたってパワーアップの余地が残されていることがわかる。

公式には何も発表されていないが、ベースモデルのGTではおよそ30psアップグレードされ、506ps程度になると言われている。GT SやGT Cにも同様の改良が加えられ、GT Sが557ps、GT Cが587ps程度になるとの予想だ。

GT RのエンジンはE63 Sと同様にウェットサンプ化されると見られる。これにより、618ps程度になり、E63 Sと同等もしくは上回るパワーを獲得すると考えられる。

2020年には、AMGはGTに更にパワフルなブラックシリーズを設定すると予想される。3月のジュネーブ・モーターショーでトビアス・メアースCEOが示唆したところによれば、660ps級となり911ターボSに対抗するほか、空力の改善によりダウンフォースを増強するようだ。

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