英国の飲酒運転 死傷者数は2012年以来最高 「許容量」誤解の原因と指摘
公開 : 2018.08.16 10:40 更新 : 2018.08.16 10:44
現在の許容量がドライバーの誤解を生んでいる
ブレーキという交通安全チャリティのキャンペーンディレクターを務めるジョシュア・ハリスは改めて、政府に対して飲酒運転を許容しない姿勢を求めた。
「今日発表されたデータから、英国の公道で飲酒運転が増加しているのは明らかです。しかし政府は手をこまねいているだけで、決して問題の解決に動こうとはしないのです」
「現在の許容量では、飲酒後の運転が安全だという誤った印象を与えてしまいますが、ごく少量のアルコールでも安全運転に対して劇的な影響を与えるという研究結果も出ています」
「ブレーキは政府に対し、血液100mlあたり20mgという飲酒運転の許容量の厳格な適用を求めています。これはわずか一滴のアルコールでも安全性に影響が出ることをドライバーに明示することができる、効果的な方法だと言えるでしょう」