中国EV会社「ニオ」 株式上場で資金確保ねらう 2車種目のSUV開発へ
公開 : 2018.08.16 11:10
中国に拠点を置き、EVハイパーカーの「EP9」等を製造するニオ社は、上場によりさらなる出資金を得ようと目論んでいます。資金は「ES8」につづくSUV「ES6」の投入にむけて使われます。
もくじ
ー 上場、ラインナップの拡充が狙い
ー 生産能力を大きく上回る予約数 充電網整備に高い評価
上場、ラインナップの拡充が狙い
中国のEVメーカー、ニオはニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場し、株の売り上げによって新たな出資金の確保を狙う。
ニオは、以前はネクストEVという名前で知られており、現在のブランドネームと同名のフォーミュラEのチームに関わっている。
集めた資金はラインナップの拡充に使われ、来年前半に発表予定の2台目のSUV「ES6」と、2020年に発表予定のセダンモデルの開発に充てられる。
現在のニオのポートフォリオにはハイパーカーの「EP9」とSUVの「ES8」しか存在していない。大衆車を中国以外で販売する予定はないものの、1年に1モデルは発表したい構えだ。