フォード・フォーカスST新型 2019年登場 2.3ℓエコブーストは250ps
公開 : 2018.08.21 18:40
軽量化を進め、乗り心地とパフォーマンスを両立
このことからも、次期フォーカスSTはエンスー向けの愉快なクルマになることは明白だ。最新のフォーカスは4月に登場し、フォードいわく以前のフォーカス同様、「ファン・トゥ・ドライブ」を実現しているという。STは当然、さらに高い次元にあることだろう。
スタイリングは今よりも落ち着いたものとなる。ようだ。テストカーでは、多角形型のテールパイプに代わって、通常のツインエグゾーストが装着されている。
新型フォーカスは88kgの軽量化を実現しており、STでは先代の1437kgよりも若干軽くなる。さらに、ストラクチャの強度は20%向上しており、サスペンション周りに関しては50%向上しているという。これによりSTモデルでは、乗り心地を妥協することなくアジリティを強化できるだろう。これはフィエスタにおいても実現された話だ。
フォードは2018年末にフォーカスSTを発表予定していたが、われわれが掴んだ情報によると、発表は2019年に延期されるため、おそらく3月のジュネーブ・モーターショーで発表されるのだろう。発売は来年夏までに開始されるはずだ。
フォーカスSTは2020年にRSが登場するまでは、フォーカス最強モデルとなる。AUTOCARが以前報じたように、RSでは2.0ℓエンジンと48Vのアーキテクチャを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、出力は400psほどになる。