グリーンピース VW英国本社前で抗議活動 ディーゼル廃止訴え
公開 : 2018.08.22 10:40
ディーゼル車「都市部の大気汚染の主な原因」
グリーンピースの大気汚染活動家のロジー・ロジャースは「今日の活動は数カ月前から準備を重ねて来ました。われわれはポール・ウィリスが降りてきてわれわれと話をしてくれるのを待っています。われわれがフォルクスワーゲンをターゲットにしたのは、英国で走るディーゼル車の5台に1台がフォルクスワーゲン製だからです」とコメントした。
「フォルクスワーゲンがディーゼル車の製造をやめれば、われわれの子どもたちが吸う空気は大きく変わるでしょう。そして業界全体がディーゼル廃止へと舵を切ることになると思います。さらに、フォルクスワーゲンはディーゼルゲート問題への責任があります」
グリーンピースが自動車以外の汚染原因への活動を行う計画があるかという質問に対しては、「現時点ではそのような計画はありません。なぜなら、都市部での大気汚染の主な原因はディーゼル車にあるからです」と答えた。
「今日、われわれはポール・ウィリスと顔を合わせ、その他の従業員に対してもフォルクスワーゲンのディーゼル戦略の問題を話し合いたいと考えています。しかし究極的には、フォルクスワーゲンにはディーゼル車を全廃した上で、100%電動化への道筋を示していただきたいです」