ディフェンダー風の電動SUV「ボーリンジャーB1」刷新 2019年発売
公開 : 2018.08.24 10:10 更新 : 2020.09.23 11:23
アメリカのスタートアップ企業が開発中の電動SUV、ボーリンジャーB1が発売すらされないうちにフェイスリフトを受けました。ランドローバー・ディフェンダーにも似たこのクルマは、本格的なオフロードでの使用を想定して設計されているとのことです。
もくじ
発売前にフェイスリフト
ランドローバー・ディフェンダーに似たボーリンジャーの電動SUV、B1はまだ発売されていないにも関わらずフェイスリフトを受けた。
アメリカのスタートアップSUVメーカーであるボーリンジャーは、このB1が最も過激でタフな電動オフローダーだと主張している。このクルマが今回ボンネット、ヘッドライト、グリルなどの変更を受け、空力性能を改善したようだ。
B1は2019年半ばごろの発売が予定されているが、以前の仕様ではフロントに400kgのリフトが、リアに350kgのダウンフォースが発生していた。これを均一化するため、フロントグリルとボンネットのベントが変更された。
ニューヨーク州ホバートに本拠地をおくボーリンジャー・モータースはB1開発の最終段階に達している。この4WD車は前後に搭載されたモーターにより、総合出力360ps、最大トルク65.3kg-mを発生する。フロントとリアの電動ロッキングデフとふたつの2速ギアボックスによりトルクが制御される。
60kWhのバッテリーによる航続距離は193km程度だが、それを320kmまで延長する100kWhバッテリーの搭載を検討しているという。