アストン マーティン、ロンドン証券取引所に株式上場へ 過去最高の業績で

公開 : 2018.08.31 19:10

アンディ・パーマーCEOの目論見

29日に公開された決算報告によると、7四半期連続の黒字であることがわかる。

CEOのアンディ・パーマーは、同社の105年の歴史における暗黒な時期に終わりを告げるべく、事業の立て直しを進めている。

何年も損失が続いていたアストンは、幾度となく倒産の危機に襲われてきた。しかし昨年、2010年以来初の黒字に転じたのだ。

株式上場についてパーマーは、会社の「重要な節目」になると述べている。

彼は、「当社は上半期に3つの新モデルを投入し、フルモデルチェンジも果たしました。今日の決算結果は、当社が継続的な成長を遂げ、株主に利益と価値を提供し続けていることを示しています」と話す。

アストンによると、2018年は6200台から6400台のクルマを生産予定で、そのうち約65%が下半期に作られるそうだ。

ライバルメーカーのフェラーリは、2015年に株式上場をして1年弱で企業価値を150億ポンド(2兆円)に倍増させるという大成功を収めた。

マクラーレンもまた、さらなる資金確保のために株式市場参入を検討しているようだ。

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