新型ルノー・アルカナ、露・アジアに展開か 中型SUVクーペ画像12枚

公開 : 2018.09.03 18:10  更新 : 2021.12.21 15:49

ロシア、2番目の市場に

ルノーは、アルカナのクーペ兼SUVのデザインは、ロシア市場からヒントを得たと明かす。ロシアでは今もクーペが市場をリードしているが、SUVの人気も上昇しているのだ。設計開発はフランスにあるルノーのデザインセンターで行われた。車名は、ラテン語で「秘密」を意味する「arcanum(アーケイナム)」に由来する。ルノーの説明によると、アルカナのコンセプトは「神秘、魅力、そして先駆者精神と結びついている」そうだ。

アルカナは、ルノーにとってロシア市場への投資拡大の第一歩となる。これは、2022年までに販売台数を500万台に増大させるというルノーグループの戦略的経営計画、「ドライブ・ザ・フューチャー」の一環である。ルノーグループは、ラーダを製造するアフトヴァースの株式を過半数以上保有しているため、ロシアがフランスに次ぐ2番目の市場となる。

同グループのブランドはロシア市場で28%のシェアを誇り、2017年の販売台数は44万8270台だった。トップはラーダの19.5%だが、ルノーブランドも8.5%を占め、同国内での人気が高まってきている。2017年にロシアの自動車市場が12.2%成長したおかげで、ルノーグループの売上高も16.9%増加した。

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