アルピーヌA110 英国1号車を手にした男、どんなひと? インタビュー
公開 : 2018.09.08 10:10 更新 : 2021.05.13 12:00
細部へのこだわり
「アルピーヌへの興味はどんどん深まりました。そこでA110プルミエール・エディションを発注したんです。もちろん色はアルピーヌ・ブルーです。気に入るだろうとはわかっていたんですが、実物を見たこともなければ座ったこともなかったんです」
「クルマを取りに行って初めて実物を見たとき、『おー、本当にかっこいいじゃないか』と思いましたね。でもドアを開けて初めて内装を見たときはぞくぞくしましたよ」
「細部へのこだわりを見てくださいよ。機器類、軽量の美しいシート。チェコ・ズリーン50という曲芸飛行機を買ったときと同じ感じですね。アルピーヌと同じく、スイスの時計のように細部にこだわった作りでした」
「余計なものは一切ありませんが、日常の足としても十分使えますよ。乗り降りも楽だし、オートマティックのギアもいい感じです。とても現代的ですね。特に技術に詳しいわけではないんですが、このマルチメディア・システムは便利です。簡単にスマホにつながるんです」
「そして、比較の話ではあるのですが、価格もそんなに高くないですよね。もちろん、運転もとても簡単だし、メンテナンスにもおそらくお金がかかりません。お金の話は別としても、わたしはこいつを新しいフェラーリやランボルギーニ、あるいはポルシェとも取り替えようとは思いませんね」