キャデラック・エスカレード、20周年 大型ラグジュアリーSUVのアイコン
公開 : 2018.09.04 12:05
キャデラック・エスカレードが、20周年を迎えました。フルサイズのラグジュアリーSUVというセグメントにおいて、アイコンと呼べる存在になったエスカレード。その20年の歴史をご紹介します。
もくじ
ー 83万台を販売
ー 2002年〜 第2世代モデル
ー テクノロジーリーダーとしての一面
83万台を販売
1998年8月に、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでデビューを飾ったキャデラック・エスカレードが、20周年を迎えた。フルサイズのラグジュアリーSUVという新たなセグメントを確立させたアイコンの歴史を振り返ろう。
キャデラックの社長スティーブ・カーライルは、「この20年間で、エスカレードはフルサイズのラグジュアリーSUVとして高い評価を得るだけでなく、洗練されたスタイルを象徴する文化的アイコンとしても人気を博してきました。エスカレードは、ハイウェイを走るだけでなく数々の映画にも登場したことで、世界中のドライバーやファンに広く受け入れられてきました」と述べている。
エスカレードは、発売から20年のうち15年間、特に2014年以降、総売り上げでライバルの追随を許さぬ存在となった。2015年にデザインを一新してからは、毎年ほぼ30億ドル以上の売り上げを記録。販売台数は米国で75万台を上回り、世界全体では83万6000台にのぼる(ESV、EXT、ハイブリッドモデルを含む)。