大予想 次期型VWゴルフ(ゴルフ8)より上級志向へ GTIやマイルドHVも
公開 : 2018.09.09 11:40
12Vマイルドハイブリッドも用意
エントリーレベルから中級モデルには12Vのマイルドハイブリッドが採用される。1.5ℓTSI ACTガソリンユニットはゴルフ7から引き継がれるものだが、それに加えて1.0ℓ3気筒ガソリンや1.5ℓディーゼルが追加されるようだ。AUTOCARでは、スターター/ジェネレーターシステムによりNOx排出量が低減されると理解している。
興味深いうわさのひとつとして、1.0ℓガソリンエンジンはターボ化されず、ベルトドライブのスターター/ジェネレーターモーター(SGM)のみの補助を受けるというものがある。これはSGMがターボやインタークーラーなどの補機類を必要としないほど強力なものであることを示唆している。
ゴルフ7Iに設定されるディーゼルエンジンには、新しい2.0TDIが含まれる。フォルクスワーゲンによれば、このユニットは汚染物質対策のため大幅に改良を受けているという。さらに、より効率的でレスポンシブなターボの採用とエンジン本体の軽量化により、熱量と内部摩擦を低減したとのことだ。
さらに重要なことに、エンジンに取りつけられる微粒子フィルターと触媒が再設計されたという。フォルクスワーゲンによれば、このエンジンは今までよりもトルクとパワーが平均で9%向上した一方で、CO2排出量は10g/km程度減少している。このディーゼルエンジンは137psから204psとなり、ゴルフへの搭載前にアウディ車に採用されるという。