大予想 次期型VWゴルフ(ゴルフ8)より上級志向へ GTIやマイルドHVも
公開 : 2018.09.09 11:40
天然ガス仕様も設定 2種類のハイブリッド
フォルクスワーゲンはゴルフに搭載予定の1.5ℓのTGIエボとよばれる天然ガスエンジンの詳細を公表している。1.5ℓTSIをベースとし、同じミラーサイクルのバルブタイミングと可変ジオメトリーターボを採用している。ゴルフ7への搭載時には131ps、20.5kg-mを発揮する。
フォルクスワーゲンによれば、DCTとの組み合わせによりNEDCサイクルでのCO2排出量は93g/kmに抑えられるという。天然ガスエンジンはNOx排出量の面でも有利だ。しかし、英国では天然ガスインフラが整っていないことから、導入される可能性は低い。
これらのパワートレインは6速MTまたは7速DCTと組み合わされる。前輪駆動仕様に加え、オプションで4モーションと呼ばれる4WDも設定される。
ゴルフ7Iのドライブトレインにおける最大の驚きは、フォルクスワーゲンが12Vと48Vの両方のマイルドハイブリッドシステムを開発するということだ。現時点では、48Vシステムはグループ内でベントレー・ベンテイガとアウディSQ7のみが使用している。
フォルクスワーゲンの技術開発ボスであるフランク・ウェルシュは、「より安価な」48Vシステムを発表している。これはベルトドライブ式のスターター/ジェネレーター/オルタネータがクランクシャフトに直接パワーとトルクを伝達するものだ。