新型アウディA8日本発売 量産車初、レーザースキャナー搭載 価格/内装
公開 : 2018.09.05 15:26
新型A8 マイルドハイブリッド採用
新型アウディA8のエンジンには、
・3.0ℓV6直噴ターボ(340ps、アウディA8 55 TFSI quattro)
・4.0ℓV8直噴ツインターボ(460ps、アウディA8 60 TFSI quattro)
の2種類のガソリンエンジンを用意。軽量アルミ合金クランクケース、90度のVバンク角、バンク内ターボチャージャーなど、多くの技術を共有するモジュラー型の高効率エンジンだ。
3ℓで先代比+30ps/6.1kg-m、4ℓで24ps/6.1kg-mの強化を果たした一方、燃費は55TFSI quattroで10.5km/ℓ、60 TFSI quattroで8.7km/ℓ(ともにJC08モード)を達成した。
トランスミッションはともに8速ティプトロニック(トルクコンバーター付きAT)で、quattro(フルタイム4WD)を標準装備。quattroはセルフロッキング・センターディファレンシャルを備えるタイプで、通常時のトルク配分は前40:後60の割合だが、ホイールのスリップ状況に応じて、フロントに最大70%、リヤに最大85%のトルクを配分することもできる。
また、マイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)を搭載。48Vリチウムイオン・バッテリーと、クランク軸にベルトを介して連結されるBAS(ベルト・オルタネーター・スターター)を中核技術とし、燃費を改善するもの。
48Vという電圧を背景として、最大16psという高いエネルギー回収効率が特徴。メリットは、減速時には22km/h以下でのアイドルストップ&スタート、また55km/h〜160km/hの範囲でスロットルペダル・オフにすると、エンジンを停止してのコースティング(惰性)走行を可能にする。欧州基準での計測では100km走行あたり0.7ℓの省燃費効果があるという。