アウディA7スポーツバック新型 日本価格発表 内装/外装/シャシーが進化
公開 : 2018.09.05 18:19 更新 : 2018.09.05 18:19
新型A7 AWSやサスに変化
新型A7スポーツバックは先代モデルに対して、スポーツ性と快適性の両面が改善されているという。
新しくオプション設定された「ダイナミックオールホイールステアリング(AWS)」や「ダンピングコントロールサスペンション」により、応答性と乗り心地が大きく向上しているという。
ワインディングロードではダイナミックで俊敏なハンドリング性能を、長距離の高速走行では卓越した快適性を乗員に提供する。
フロントとリアのサスペンションは、多くの部分がゼロから新設計されている。ステアリングの切り角が大きくなるにつれてステアリングレシオが変化するプログレッシブステアリングが全モデルに設定されている。
ステアリングレシオは、速度に応じて9.5:1から16.5:1まで可変制御される。サスペンションは、スチール製スプリングを備えた標準的なサスペンション、もしくは車高を10mm下げたスポーツサスペンションが設定され、さらに減衰力を調整できるダンピングコントロールサスペンションとAWSがセットオプションとして選択できる。
AWS(ダイナミックオールホイールステアリング)により、後輪は、スピンドルドライブで最大5°操舵を行う。時速60km/h以下の低速では、後輪は前輪と反対の方向に操舵されて、パーキング時や市街地を走行している場合などにクルマの取り回し性を改善する。ステアリングを最大限切った場合の回転半径は0.5m小さくなる。
一方で60km/h以上の速度で走行している場合には、後輪は前輪と同じ方向に操舵され、直進性や車線変更時の操縦安定性を向上させる。
ブレーキには、最大400mm径のディスクとアルミ製固定キャリパーを用いたシステムが設定されている。最大21インチの大径ホイールには、255/35タイヤが組み合わせられる。