次期アウディR8、ハイパーカー級EVへ V10終焉が濃厚 ランボは?

公開 : 2018.09.06 11:10

次期型アウディR8はハイパーカーにも対抗できる1000ps級のEVとして2022年ごろに生まれ変わる見込みです。アウディは現在使用しているV10エンジンをやめ、自社の考える電動化のリーダーとしての立場を象徴するモデルを開発します。

もくじ

大排気量NAの終焉 電動化へ
ピュアパフォーマンス志向のEVへ
4シーターのeトロンGTも
ウラカンもハイブリッド化

大排気量NAの終焉 電動化へ

アウディは2022年、R8を電動スーパーカーに生まれ変わらせる。それとともにV10エンジンの使用は終了するようだ。

ここ20年あまり、V10はアウディのパフォーマンスモデルの代名詞的存在であった。しかし、今回の電動ドライブトレイン採用は近年のふたつの流れを象徴するものだ。それは電動パワーの発展と、高回転型の大排気量自然吸気エンジンの終焉である。

アウディはRS4やRS5にV6ターボを搭載するなど、V8の使用も減らしつつある。現在V8を搭載するのはA6、A7、A8やSQ7などの大型車に限られている。

アウディは2015年にR8 eトロンを限定生産した。しかし、3代目R8はEV仕様のみが発売され、現行モデルとは大きく変わる見通しだ。

このモデルは今年ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表されたPB18 eトロン・コンセプトにインスパイアされたものとなるだろう。

合計775psを発揮する3基のモーターを搭載し、そこに内燃機関の入り込む余地はない。シューティングブレーク型のリアエンドを持ち、車内空間と日常での実用性を確保している。パフォーマンスが最重要であることに変わりはないが最高速は300km/h超に、0-100km/h加速は「2秒をわずかに超える」とのことだ。

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