豪雨の影響で、7月はマイナスのマツダ 8月の成績は? 「2018年8月に売れた日本車」

2018.09.07

2018年8月 車名別 販売台数ランキング

(日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会)

1位 ホンダN-BOX 1万5509台
2位 スズキスペーシア 1万974台
3位 日産ノート 1万647台
4位 日産・デイズ 9995台
5位 ダイハツタント 9716台
6位 トヨタアクア 9054台
7位 ダイハツ・ミラ 8556台
8位 トヨタ・カローラ 7991台
9位 ダイハツ・ムーヴ 7964台
10位 トヨタ・プリウス 7471台

11位 トヨタ・ヴィッツ 7253台
12位 スズキ・ワゴンR 7105台
13位 日産セレナ 6359台
14位 トヨタ・ヴォクシー 6305台
15位 トヨタ・ルーミー 6179台
16位 トヨタ・CH-R 6075台
17位 ホンダ・フリード 5824台
18位 トヨタ・クラウン 5674台
19位 トヨタ・シエンタ 5538台
20位 ホンダ・フィット 5418台

ホンダN-BOX 12カ月連続でトップ

月間の乗用車の車名別ランキングでは、依然として “軽高登低” が続いている。トップに立ったのは昨年9月に全面改良を実施したホンダN-BOXで、前年同月比53.9%増の1万5509台の販売を成し遂げて12カ月連続での首位につく。続く第2位には、同63.8%増の1万974台を販売した新型スズキ・スペーシアが前月と同様に位置。第3位にはeパワーの4WDモデルの追加などで同9.9%増の1万647台を達成した日産ノートが前月の5位から順位を上げて入った。

続く第4位には同3.6%増(9995台)ながらワンランクダウンした日産デイズが、第5位には同11.1%増(9716台)で3ランクアップを果たしたダイハツ・タントが位置し、トップ5のうち4モデルを軽自動車が占有する。また、トップ10を一覧すると、登録車は4車種で、残り6車種が軽自動車。この比率になるのは、10カ月連続である。

カローラ、ジムニーは?

話題の新型車の動向をチェックしていこう。6月にトコットを設定したダイハツ・ミラは同7.0%増(8556台)を記録して第7位に、6月にハッチバックモデルのスポーツ、8月にスポーツのMT車を追加したトヨタ・カローラは同60.8%の大幅増(7991台)を成し遂げて第8位に、5月に安全性能の向上など一部改良を図ったトヨタ・ヴィッツは同34.8%増(7253台)を達成して第11位に、3月にeパワー・モデルを追加した日産セレナは同21.3%増(6359台)を実現して第13位に位置。

6月末にフルモデルチェンジを実施したトヨタ・クラウンは同210.9%の大幅増(5674台)で第18位に、7月にフルモデルチェンジしたスバルフォレスターは同145.8%の大幅増(3036台)で第32位に、7月に仕様変更を実施したスズキ・スイフトは同28.0%増(2529台)で第39位に、7月にニスモ・モデルを追加した日産リーフは同283.8%の大幅増(2065台)で第43位に、7月にフルモデルチェンジしたスズキ・ジムニーは同120.2%の大幅増(1894台)で第45位につける。

また、6月に7人乗り仕様を追加した新型3列シートクロスオーバーSUVのマツダCX-8は月販計画1200台を上回る1398台を販売して第49位に、8月末にまずガソリン車を発売した新型ホンダCR-Vは1344台を登録して第50位にランクイン。注目の新型軽バンであるホンダN-VANは2567台の月販台数を記録した。

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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