ベントレー、来年100周年 全新車に特別仕様「センテナリー」 2019年製造分のみ

公開 : 2018.09.10 16:45

センテナリー・ゴールドは、ここにも

エクステリアでは、ユニークなセンテナリー・ゴールド(Centenary Gold)のフロントバッジおよびリアバッジに、特製ホイール・センターバッジ、「1919-2019」と表記されたトレッドプレートが組み合わされる。また、ステアリングホイール・バッジ、キーフォブ、ギアセレクターは、全て同様の記念デザインがあしらわれる。

インテリアは、100周年記念の特製ウエルカムライトが乗員を迎え、100周年記念の刺繍入り特製シート、センテナリー・ゴールドのヘッドレスト・ロゴ、センテナリー・ゴールドのコントラスト・ステッチまたはクロス・ステッチが組み合わさる。

ウォルター・オーウェン(W.O.)ベントレーが1919年に設立したベントレー・モーターズは、現在まで、「速いクルマ、良いクルマ、クラス最高のクルマ」を作るというシンプルな目標を掲げてきた。ベントレーは、何十年にもわたり積み重ねた知見と革新性を通じてラグジュアリーとパフォーマンスを独自に組み合わせ、世界で最も価値のあるグランド・ツアラーをデザインし、製造している。

1921年9月には最初の生産車が、所有者ノエル・ファン・ラールテの元に、誇らしげに納入された。当時の価格は1050ポンド。このクルマはベントレーの代名詞ともいえる特大のラジエーター・ケーシングを持ち、フライングBのバッジが飾られていた。

1920年代のモデルは、この時代の最も印象に残るクルマの1台。W.O.はレーシング・エンジンの開発に夢中になり、彼のマシンはブルックランズ(英)、インディアナポリス(米)、マン島のレースで活躍。伝説的なベントレー・ボーイズは、5回にわたってル・マン(仏)で勝利するという偉業を達成した。

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