フィアット500X 2018年モデルに試乗 フェイスリフトで商品力は高まった?
公開 : 2018.09.13 11:40 更新 : 2018.09.13 11:43
ディーゼル、四駆はカタログ落ち
そしてより重要なのは、インテリアと内部の変更だ。マルチジェット・ディーゼルエンジンは英国のラインナップから外れ、3気筒及び4気筒ガソリンエンジンのみが選択可能になったほか、四輪駆動の設定もなくなった。
500Xはこの系統のエンジンを採用する初めてのフィアットのモデルになる。1気筒あたり0.33ℓとあるモジュラー構造を持ったエンジンで、3気筒モデルなら1.0ℓで、120ps、19.4kg-mとなる。
4気筒ならおそらく1.3ℓで、150ps、27.5kg-mを発揮することだろう。エンジンに関係なく前輪駆動となり、唯一の違いは1.0ℓは6速マニュアルと、1.3ℓは6速オートマと組み合わされる点だ。
装備のレベルは著しく向上しており、交通標識認知機能やスピードアドバイザー、レーンキープアシストは標準装備となり、アップル・カープレイやアンドロイドオートに対応した7.0インチのタッチスクリーンも同様である。
こういった変更はあるものの、基本的なメカニズムは何も変わっていない。ジープ・レネゲードと同じプラットフォームを使用し、サスペンションも前後マクファーソンだ。