ルノー・カジャー改良新型 1.3ℓ新エンジン導入、ダイムラーと共同開発

公開 : 2018.09.13 17:10

日本でも購入できるSUVモデル「ルノー・カジャー」。欧州仕様が、マイナーチェンジされました。ダイムラーと共同開発したガソリン・エンジンを採用するというレポートです。画像10枚

MCモデル 画像10枚 新エンジン採用も

ルノーは、中型SUV、ルノー・カジャーの改良型を公開した。

2015年に投入された現行モデルのエンジンが見直され、ダイムラーとの共同開発による新型1.3ℓ4気筒ガソリン・エンジンが欧州では採用される。

新採用のユニットは、最高出力140ps、160psの2タイプがあり、どちらもMTとATの設定がある。また、低速域におけるトルクも増大する見込みだ。

ディーゼル仕様の1.5ℓ dCiエンジンについては、NOx排出量の低減を追求したSCR触媒(選択的触媒還元)を用いる「Blue dCi」へと改良。最高出力は、現行型の111psと130psからそれぞれ115psと150psへと向上する。

ルノーによると、カジャーのオーナーはそのデザインを気に入って買う人ばかりなので、クルマの見た目は大きく変えないことにしたという。外観の改良点は、フロントとリアバンパーのデザイン変更、グリルのワイド化とクロームトリムの追加などだ。

ヘッドランプは、ルノーの「Cシェイプ」と呼ばれるデイタイム・ランニングライトを装備し、ウィンカーを一体化。フォグランプは丸型から角型へと変更された。リアランプは、LED後退灯、フォグランプ、ウィンカーを装備する。

タイヤは17インチと19インチのアロイホイールが用意され、ボディカラーにはグレー、ブルー、グリーンの色合いが追加されている。

 

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