ロードテスト ポルシェ・カイエン ★★★★★★★★☆☆

公開 : 2018.09.15 10:10  更新 : 2018.09.18 17:09

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ スペック ▶ 結論

購入と維持 ★★★★★★★★☆☆

いまのところ、カイエンのラインナップにおけるフラッグシップはこのターボだ。これより上位のグレードが、そう遠くないうちに追加されることは疑いようがないが、所有するには上級機種なりの出費を求められるのもまた否定できない。

さらに言えば、10万ポンド近い車両価格ながら、少なくない有償オプションも用意される。テスト車に装着されていた主なアイテムを紹介しよう。ポルシェ・ダイナミック・シャシーコントロールが2315ポンド(約35万円)、PCCBが4217ポンド(約63万円)、PTVプラスが1052ポンド(約16万円)、黒いルーフレールは413ポンド(約6.2万円)、2トーンのレザーインテリアが422ポンド(約6.3万円)。総計は1万5269ポンド(約229万円)にもなる。それでも、ライバルにはもっと高価なものもある。レンジローバー・スポーツSVRの車両価格は10万1145ポンド(約1517万円)だ。

残価の点でも、ポルシェは比較的有利だ。われわれの予想では、3年/5万8000km走行後でも60%程度で、レンジスポーツの55%を上回る。

価値の推移

カイエン・ターボは、同価格帯のライバルより残価が高い。3年後でも6割程度が見込める。

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