英国流、財布にやさしいクルマ道楽のすゝめ(1) サーキットで楽しむなら
公開 : 2018.09.15 06:10
ケータハム・セブン 1万ポンド(143万円)
タイヤとブレーキパッドを使い果たすということは、サーキット走行にかかるコストが膨らむことを意味している。だからこそ、超軽量モデルを選ぶ価値がある。600kgに満たない車重のお陰で、ケータハム・セブンではそれほど消耗パーツの心配をする必要がない。さらに、このケータハムの超軽量スポーツカーには、驚くほどその価値が下がらないという利点もある。
実際、1万ポンド(143万円)の予算では、15年から20年落ちの個体にしか手が届かないが、それもこのクルマの基本設計が半世紀以上前にまで遡ることを考えれば、問題ではないだろう。大抵、こうしたクルマは週末のお楽しみとしてこれまでの年月を過ごしており、低走行車両を多く見つけることができる。