ロータス新副社長、元JLRのフィル・ポッパムに ヘセルを拠点に活動
公開 : 2018.09.14 18:40
ロータスの人事に動きがありました。グループ・ロータスの副社長に、元ジャガー・ランドローバーのフィル・ポッパムが就任。フェンCEOが中国を拠点にするのに対し、新副社長はヘセルで経営の舵取りをします。
新副社長 ヘセルを拠点に
ロータスは、かつてジャガー・ランドローバーの取締役を務めていたフィル・ポッパムを新たに副社長として迎え入れることにした。
ポッパムは、グループ・ロータスの運営を担う上級副社長に就任し、ロータス・スポーツカーズのCEOも兼任。グループ・ロータスの最高責任者であるフェン・ジンフェンが彼の上司となる。
フェンは、ノーフォークを拠点とするロータスを買収したジーリー・ホールディングで長年役員を務めている人物だ。フェンは、6月にロータスを去ったジャン・マルク・ゲールズの代わりに社長に就任したが、中国にあるジーリー・ホールディングを拠点としている。
一方、ジャガー・ランドローバーで9年間様々な役職を経験してきたポッパムは、ヘセルのロータス本社を拠点にして日々の経営や戦略を任される。
ヨット会社のサンシーカー・インターナショナルを4年間経営したのちにロータスに移ったポッパムは、「わたしはこれまで、高級でハイテクで先駆的なイギリスの有名ブランドでキャリアを磨いてきました。素晴らしい歴史があるロータスでも情熱を持って取り組んでいきたいです」と話す。
彼は、「将来的にロータスのビジネスを大きな成長へと導くチームの一員になれることが楽しみです」と期待に胸を膨らませている。