ロータス新副社長、元JLRのフィル・ポッパムに ヘセルを拠点に活動
公開 : 2018.09.14 18:40
狙うはボンド・カー?
これまでAUTOCARで紹介してきたように、ロータスは親会社のジーリー・ホールディングが立てた再生計画の一環として、初のSUVや新モデルを数多く開発中だ。その中のモデルには、ボルボの車体構造が使われるものも含まれるはずだ。
ポッパムがフィナンシャル・タイムズ紙に語ったところによると、将来的なモデルはどれも「ブランドの意義に沿うものでなくてはならない」そうだ。
ポッパムはまた、「ロータスがモータースポーツ界に復帰することで、同社の『ルーツがレースにある』ことを世に知らしめることができます」と話す。
彼は、「ジェームズ・ボンドをもう一度振り向かせることができるかもしれないですし」ともほのめかした。007シリーズの「ユア・アイズ・オンリー」と「私を愛したスパイ」の中では主役のジェームズ・ボンドがロータス・エスプリに乗っていたが、近年の作品では愛車としてアストン マーティンが使われているので、挽回したいところなのだろう。