幻のコンセプト「MGローバー75クーペ」 世に出ていたら? 再現車に試乗
公開 : 2018.11.11 16:10
番外編:クーペらしからぬクーペたち
モーリス・マリーナ(1971年)
製造したブリティッシュ・レイランドは、ただのマリーナ2ドアではなくクーペとしてもお買い得ですよと喧伝した。ただお買い得感重視のあまり、ドアの長さも、ひどい出来のシャシーも4ドア版のままで出してしまったのだが。
ボルボ262C(1977年)
よもやリンカーン・コンチネンタル・マークIVのビニールルーフに触発されたわけでもなかろうが、ともかくボルボは260をベースにして、このヘンとしかいいようのない車高のひくい2ドア版をベルトーネに頼んでつくらせた。
ミニ・クーペ(2012年)
先代ミニのチーフデザイナーだったゲルト・ヒルデブラントの仕事は高く評価してきたが、ヘルメットをかぶせたようなこの変わり種だけは別だ。短命に終わったのは幸いだった。