BMWも電動SUV 「ビジョンiネクスト」 自動運転、2021年発売

公開 : 2018.09.19 06:10

市販化は2021年ごろ

市販車に使われる新技術について詳細はほとんど明かされていないが、2020年に登場予定のiX3にも使われるBMWの第5世代電動パワートレインを搭載しているようだ。iネクストについて、フローリッヒは0-100km/h加速を4秒程度としているほか、航続距離は611km程度に達するとしている。

自動運転モードに加え、iネクストにはふたつのドライブモードを備えている。ステアリングとディスプレイパネルがドライバー志向になる「ブースト」と「イーズ」が用意される。自動運転モードにおいては、ステアリングホイールは格納され、居住空間が拡大する。

クルーガーは「BMWビジョンiネクストは新次元のドライビングプレジャーを与えてくれます。これは将来のモビリティにおけるドイツの役割を表すモデルです」と付け加えた。

iネクストの市販仕様は2021年ごろ登場予定だ。その自動運転レベルは国ごとの規制やインフラに応じて変化するだろう。中国やその他のアジア市場では早期に認可が得られるかもしれないが、英国で完全な自動運転が許可されるまでは少々時間がかかるだろう。

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