正式発表 フェラーリ・モンツァSP1/SP2 イーコナ初、812のV12搭載
公開 : 2018.09.19 10:26 更新 : 2018.09.19 14:19
ボディはカーボン 顧客向けアパレルも
ルーフおよびウインドスクリーンを持たないこのふたつのモデルのアーキテクチャは、伝統的なスパイダーでは不可能なプロポーションを創造する自由をデザイナーに与えたという。
「その結果、F1を頂点としたフォーミュラドライバーでなければ体験できない異次元のオープンエア・スピードを味わっていただけます」とフェラーリ。
最近のレーシングカーに見られるような視覚的に複雑なソリューションを避け、控えめながら正統なデザイン手法を採用。
「ひとと自動車のつながりを象徴するドライバーズカーであることに焦点を置き、これほどまでに強いストーリーを感じさせるデザインはありませんでした」(フェラーリ)
ラディカルなデザインの一例としては、上向きに開くコンパクトなドアが挙げられる。同じく、その下に印象的なV12エンジンが収まる、フロント・ヒンジ開閉機構を採用したオール・カーボンファイバー製のワンピース・ボンネット/フェンダー・アッセンブリーもこのシリーズならではの大きな特徴。
レーシング・モデル同様に、ふたつのモデルともボディシェルはすべて軽量カーボンファイバー製。インテリア全体も同じ素材で仕立てる。
フェラーリ・モンツァSP1とSP2のオーナー限定で、フェラーリは、ロロ・ピアーナおよびベルルッティという時代をリードするラグジュアリー・ブランドとのコラボレーションによって、エレガントなジェントルマン・ドライバーにインスパイアされたレーシングスーツ、ジャージ、ヘルメット、グローブ、スカーフ、レーシング・シューズなどのアパレル/アクセサリーも用意される。