メルセデス-AMG A35公開 2.0ℓターボは306ps S3/ゴルフRなどに対抗
公開 : 2018.09.19 11:28 更新 : 2018.09.19 11:29
トランスミッションや4WDシステムを改良
A35のパワーは7速DCTを介して四輪に伝達される。これはA250と同じものだが、AMG独自のスピードシフトプログラムにより変速タイムは向上している。
このギアボックスにはATモードとMTモードが用意されているのはもちろんのこと、「レース・スタート」と呼ばれるローンチコントロール機能も備わる。
ギアボックスの見直しに加え、4マティックシステムも大きく改善されたようだ。駆動力配分は電磁式マルチプレートクラッチにより、完全なFF状態から前後50:50までの間で可変式だ。
ドライバーはAMGダイナミック・セレクトによりドライブモードを選択することができる。スリッパリー、コンフォート、スポーツ、スポーツ・プラス、そしてインディビジュアルが用意される。2019年発表のA45にも導入予定のスリッパリーモードは、濡れた路面などでの使用を想定したものであり、トルクやパワーが制限されるほか、シフトタイミングが早められるという。
さらに、「グライディング」という機能により、インディビジュアルモード時のエンジンブレーキの強さを設定することができる。