国内試乗アウディA8新型 先進装備の今、4.0ℓV8ターボの印象は
公開 : 2018.09.19 18:10 更新 : 2018.09.19 22:04
どんな感じ?
ボディデザイン/MMIについて
新型A8について詳細に見ていこう。アウディの中では、フォーマルなポジションであるA8だが、ライバルのSクラスや7シリーズと比べると、そのフォルムに若々しさを感じさせる。
これはアウディセダンのクオーターガラス付きのルーフデザインと先進的な独自のLEDランプデザインを持つマスクによる相乗効果によるものだ。これがアウディのスポーティさを強く意識させるエッセンスとなっている。
新型は、標準ボディとロングボディの2種類のボディを持つ。ボディサイズは、標準車が全長5170mm×全幅1945mm×全高1470mm、ホイールベースが3000mm。一方、ロングホイールベースのA8Lは、全長5300mm×全幅1945mm×全高1485mm、ホイールベースが3130mmまで拡大される。
インテリアは、外よりもさらに先進的に生まれ変わった。A7スポーツバックのものとも似ているが、それぞれ専用にデザインされている。
アウディ自慢の液晶メーターパネル「アウディバーチャルコクピット」に加え、ダッシュボード中央には、10.1インチと8.6インチの2枚のタッチパネルを備えたインフォテイメントシステム「アウディMMIタッチレスポンス」が加わった。
新世代MMIでは、操作の要であったコマンダーを廃止。文字入力を含め、全て画面上でスマートフォンのように操作できるようになった。
タッチパネルを振動させることで疑似的にスイッチ感覚を演出しているなど、操作性もしっかりと考慮されていた。これなら走行中のちょっとした操作もし易く、スイッチレスの不便さを感じにくいだろう。