続報 新型BMW Z4 ニュルのラップタイム、M2を上回る速さに
公開 : 2018.09.20 12:07
前後トレッド 大きく拡大
新型Z4は先代よりも全長、全幅、全高ともに拡大されている。中でも全幅の拡大が重要な意味を持つとエデラーは語る。「トレッドがフロントで約9cm、リアが約5cm拡大されています。これによりコーナーでのスタビリティを向上させるとともに、より成熟したクルマに見えるでしょう」
ハードトップをやめ、ソフトトップを選択したことは、「開発最初の6カ月間で決定されました」とのこと。エデラーによれば、この選択により先代よりも荷室容量を100ℓ拡大して281ℓを確保することができた他、重心高を引き下げることにもつながったという。
また、これは共同開発を進めてきたトヨタ・スープラがハードトップであることとの差別化にも繋がったようだ。
エデラーは、Z4の開発の主眼がドライビングダイナミクスに置かれていたと語る。これは強化されたボディ剛性やシャシーマウント、それに新設計の前後アクスルや可変レシオのステアリングなどが大きな役割を果たす。
Mスポーツ・ディファレンシャルやアダプティブMサスペンションなどはM40iに標準装備、20iや30iにはオプションで用意される。