続報 アウディeトロン、専用装備で空気抵抗低減 航続距離確保のため

公開 : 2018.09.26 19:10

ライバルはEQC

インテリアは最近のアウディモデルと共通のバーチャル・コクピットが装備され、10.1インチと8.8インチのふたつのタッチスクリーンが備わる。

他モデルとの最も大きな違いは、オプションでフロントドアパネルに設けられた7.0インチのディスプレイだ。これはサイドミラーの代わりに装着されたカメラの映像を映し出すものだ。高速走行時、車線変更時、駐車場など状況に応じて映像が変化するほか、任意に切り替えることも可能となる。バーチャルミラーによる空気抵抗の低減により、航続距離がおよそ2km延びるという。

アウディによれば、eトロンはライバルよりも広い後席レッグルームと前後ヘッドルームを持つとのことだ。さらにEQCよりも160ℓ広い660ℓの荷室を持つ。さらに、フロントには60ℓのストレージを備えるが、これは充電ケーブルの搭載を想定したものだ。

eトロンはブリュッセルに設立されたCO2ニュートラルな向上で生産される。その価格はおよそ7万1000ポンド(1049万円)だが、政府からの補助金を受け取ることができる。ライバルであるEQCの価格は6万7500ポンド(997万円)となっている。

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