「非凡な」17種類のエンジンたち 後編

公開 : 2018.09.30 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

ロータリーエンジン(1967年)

現在はラインナップから姿を消しているものの、これからもマツダとロータリーエンジンは切っても切れない関係であり続けるだろう。過去には数多くの名車を生み出し、水面下ではRXヴィジョン・コンセプトをベースとした新型車開発が進行中とみられる。

しかし、ロータリーの原設計はドイツ人エンジニアのフェリクス・ヴァンケルによるもので、NSUで実用化するべく開発。マツダは、NSUとの技術提携でライセンスを供与され、1967年にコスモスポーツへ搭載して市販化に成功する。ここから、スムースな高回転型エンジンが強烈な印象を残すマツダ・スポーツカーの歴史が始まったのである。

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