「非凡な」17種類のエンジンたち 後編

公開 : 2018.09.30 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

V型5気筒(1983年)

V5といえば、フォルクスワーゲンのゴルフⅣ系モデルを思い浮かべることだろう。日本へは4ドア・セダンボディのボーラのみが正規導入されたが、欧州ではゴルフ・ハッチバックやセアト・トレドなどにも設定された。この2.3ℓユニットは、1997年にパサートでデビュー。直4とV6のギャップを埋めるべく用意されたそれは、150psを発生した。巧みなエンジニアリングが実現した極めてコンパクトな狭角V5だが、大きな成功を収めたとは言い難い。

これ以前、GMがこのレイアウトに目をつけたこともある。ディーゼル仕様の量産が検討されたが、結局は見送られた。

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