「非凡な」17種類のエンジンたち 後編

公開 : 2018.09.30 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

W型16気筒(1995年)

W16といえばブガッティ、と思いきや、それ以前にフランスでこのエンジン形式に挑んだ男がいた。彼の名はラモン・ヒメネス。ヤマハFZR1000の1.0ℓ4気筒を4基組み合わせて造り上げたそれは、2本のクランクシャフトを持つ80バルブユニットで、568psを発生した。

なお、ブガッティのそれは、この元祖W16を大きく上回る出力を誇る。ヴェイロンでは1001psで世間を驚愕させたが、シロンでは1500psに達している。

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