インタビュー バイトン、2020年までに欧州市場へ 自動運転やEVに注力
公開 : 2018.09.25 12:10
自動運転やEVについて
――発売時には半自動運転を実現するとのことだが、完全自動化はいつ?
「われわれは自動運転技術を楽観視しています。でなければこのクルマの前に立っていません。もちろん楽観的すぎる意見もありますが、われわれは自動化は急速に進むと考えています」
「レベル4について、完全にいつでもどこでもというのは難しいかもしれません。しかし、極端な環境を除く大半の場所においては、それほど遠くない未来に実現されるでしょう。おそらく、このクルマのモデルライフ中と考えています」
――他のEVメーカーが失敗する中、バイトンはどのように成功する?
「まず第一に、われわれには規模の経済があります。利益率の低い業界であり、生産台数を確保することが鍵を握ります。南京工場は小さなショップではありません。年産30万台の規模を持つことにより、1台の価格を3万5000ポンド(518万円)にすることができるのです」
「第二に、われわれのクルマは中国で生産することにより、コストを削減しています。また第三に、われわれが持つテクノロジーとクルマのコネクティビティにより、将来的に今では考えもしない方法で利益の好循環を生むことができるでしょう。2006年の時点では、電話をただ単に通話機能のみと考えていましたが、現在では当時想像もしていなかったような利益を生んでいるのですから」