次期型ルノー・キャプチャー、テスト目撃 発売は2019年 PHEVも検討か
公開 : 2018.09.26 11:10
ハイブリッドも開発中
キャプチャーとクリオはともに既存のCMF-Bプラットフォームを改良したもので、日産マイクラと共有している。メルセデスと共同開発された新型の1.0ℓと1.3ℓのターボ付きガソリンエンジンはパフォーマンスと効率性を両立するという。それに加え、1.5ℓのディーゼルユニットも用意される。
ディーゼルに48Vマイルドハイブリッドが組み合わされたモデルも計画されてはいるが、発売当初には設定されない見込みだ。また、2020年にはプラグインハイブリッド仕様も登場する。完全電動仕様は、ルノーが掲げる2022年までにEV8車種という目標に含まれる可能性もあるが、このプラットフォームがEVに対応するかは不明だ。
他の多くのクロスオーバーと同様、ルノー・キャプチャーの売り上げは順調に伸びている。2013年には8万4000台であったが、2016年には21万5000台と、2倍以上の増加だ。
2017年にはセアト・アロナをはじめとする多くの新型車の影響により若干の落ち込みを見せた。新型が2019年夏に発売されれば、再び売り上げを回復すると見られている。