シトロエン キア出身者をデザイン部門長に 前任はメルセデスへ移籍

公開 : 2018.09.27 12:10  更新 : 2021.03.05 21:43

シトロエンは現在デザイン部門を統括するアレクサンドレ・マルバルがメルセデス・ベンツに移籍するのに合わせ、後任にキア出身のピエール・ルクレールを起用すると発表しました。彼はザガートやBMW Mでの経験も持っています。

キア出身デザイナーを起用

シトロエンはキアの前デザインディレクターであるピエール・ルクレールをデザイン部門のトップとして11月から起用することを発表した。

PSAグループに17年間在籍し、現在6年間にわたってシトロエンのデザイン部門を率いているアレクサンドレ・マルバルは11月1日をもってその座を降りることになる。彼のデザインにおけるキャリアは1999年にルノーでスタートした。

カー・デザイン・ニュースが報じたところによれば、彼はメルセデス・ベンツへと移籍し、デザインスタジオのトップを務めるという。マルバルがシトロエンで最後に携わったプロジェクトはC5エアクロスであった。このPHEV仕様のコンセプトが来月パリ・モーターショーで発表される。

ルクレールは長城汽車で4年務めた後、2017年9月からキアに在籍していた。それ以前はBMWに席を置き、M部門のデザインチーフを担当していた。彼のキャリアはザガートで始まっている。

シトロエンのリンダ・ジャクソンCEOはいう。「アレクサンドレ・マルバルのシトロエンに対する貢献には感謝しています。彼が今後のキャリアでも成功することを祈っています。ピエール・ルクレールを後任に指名するにあたり、新たな創造性を取り込み、より強力なデザインを実現できると確信しています」

PSAグループのデザインを統括するジーン・ピエール・プラウは、「自動車業界において多くの功績を持つピエール・ルクレールが仲間に加わるのは非常に光栄です。彼の才能はシトロエンだけでなくPSAグループに大きな影響を与えるでしょう」

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