インフィニティQ60ブラックS ルノーF1と開発 ハイブリッドで570ps 

公開 : 2018.09.28 19:10  更新 : 2021.06.24 12:35

ルノーF1との共同開発

インフィニティはルノーのF1チームとの協力により、空力性能を改善しているという。空気抵抗を減らすと同時に、ダウンフォースを獲得するのが狙いだ。

例えば、カーボンファイバー製リアウイングはモンツァで開催されたイタリアGPで装着されていたものに近い形状だ。これにより高速走行でのスタビリティとコーナリング時のダウンフォースを両立している。

専用の21インチホイールはコンセプトからデザインが変更されている。

ブラックSの生産については未定だが、コンセプトからプロトタイプへの推移を見る限りでは、市販化の可能性が高いと見ている。ただし、インフィニティの英国での販売台数は非常に少なく、今年に入ってから8月末の時点でわずか623台にとどまっている。

インフィニティの世界戦略を統括するローランド・クリューガーは「プロジェクト・ブラックSは先進的パワートレインによるハイパワーと高効率化、それにスリルあふれる運動性能、さらにパフォーマンス志向のルックスが特徴です。インフィニティとルノー・スポール・フォーミュラ1との協力により、われわれのアイデア、技術、それに連携の成果を示すことができます」と語った。

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